今回はアドセンス審査用ブログの作り方の見本や、どんなテーマについて書けばいいのか説明します。
結論から言うと、
- 検索者の悩みを解決する記事
- 自分にしか書けない記事
- 5記事が目安
- 1記事3,000文字が目安
実際に僕が初心者の頃、1発でアドセンス審査に通ったブログを見本として紹介します。
僕は副業でブログをスタートして、現在は家族との時間を大切にしながら在宅で自由にビジネスをしています。
僕がいまのような家族中心の生活を手に入れた方法を、期間未定で特別に公開しています。
是非一度、見てみてくださいね。
アドセンス審査を簡単に理解する


Googleアドセンス審査は、
「Googleの広告を掲載するに値するWebサイト(ブログ)かどうか」
をGoogle社が判断するための審査のことです。
Google社の収益は企業からの広告収入がメイン。
つまり、企業からの広告料を集めるためには良質な広告媒体が必要なため、このアドセンス審査を設けているという訳。
それでは、Googleが良質で企業の広告を任せられると判断するコンテンツとはどんなものかを観ていきましょう。
アドセンス審査用ブログの作り方


まずアドセンス審査用ブログの作り方をご説明します。
重要なポイントは以下。
- 検索者の悩みや疑問を解決する
- 自分にしか書けない内容
- 5記事以上で1記事3,000文字目安
- プライバシーポリシーは必須
一つずつ見ていきます。
検索者の悩みや疑問を解決する
とにかく一番大事なのが検索者の悩みや疑問を解決する記事を書くこと。
よくあるミスが、
アドセンス審査用に合格するためだけに記事を書こう!
と意識が行ってしまい、肝心な検索者のニーズを無視してしまっている記事。
Googleはあくまで検索者ファースト。
検索者の悩みや疑問を解決できる記事作成をまずは念頭におきましょう。
自分にしか書けない内容
唯一無二の記事を書こう。
Googleは他と重複しないコンテンツを高く評価します。
そのため、どこかのサイトの劣化版コピーのような記事・ブログは低評価となりアドセンス審査にも合格しにくくなるんですね。
- 二次情報より一次情報
二次情報:本やネットで見た読んだ、人から聞いた情報
一次情報:自分が経験したり見た情報 - 引用は使わない
もちろんこれはアドセンス審査用に意識したいこと。
自分が経験したことであれば誰かと被る内容になるはずがないので、独自の記事をかけますよね。
また、どこかの記事を引用することで独自性の割合が低くなります。
書いてはダメではないですが、引用タグなどは使わず極力自分の言葉で書くことをおすすめします。
5記事以上で1記事3,000文字目安
あくまで目安なので、これに限ったことではありません。
ですが、
- 1記事だけのブログ
- 1,000文字しかない記事
こんなブログや記事を質の高いコンテンツと言えるでしょうか?
言えないですよね。
最低でも5記事、文字数は2,000〜3,000文字くらいを意識すると良いです。
プライバシーポリシーは必須
ブログのプライバシーポリシーは必ず準備しましょう。
プライバシーポリシーとは、簡単に言うと個人情報の取り扱いについて明記した文章のこと。
書き方のテンプレはありますので、こちらの記事を参考にしてコピペでOKです!


アドセンス審査用ブログの見本をご紹介


続いてアドセンス審査を1発で合格した僕の過去のブログをご紹介します。
ご覧いただけると分かりますが、完全に独自の内容の記事です。
当時このブログを書いた時に意識したことは次のようなことです。
自分のしていた仕事を紹介したい
当時僕がしていた仕事はあまりメジャーではなかったので、「必要としている人に届けたい」とそんな思いで執筆していました。
この見本のブログで書いていた内容は以下。
- 医療機器メーカーの良いところ
- 転職して給料を上げたい人へ向けて
僕は医療機器メーカーの営業をしていたのですが、メジャーでないのに給料はものすごく良かったんです。
とそんな人へ向けて、自分の過去の職業がとても良かったということを伝えようと思いました。
また、独自に考える就活の必勝法などを書いたり、とにかく一次情報だけを書いていた、といった感じです。
夫婦や子育てのこと
完全に僕の経験から書いた記事です。
- 妻と仲良く夫婦生活をしている秘訣
- 子供が生まれてから助かった商品の紹介
これも自分の経験を元に記事を書いていきました。
他のサイトやブログを引用したり真似したりすることは一切なく、です。
ジャンルはバラバラだったので、このジャンルが合格しやすい、などは特にないです。
2,000文字を10記事で申請し1発合格
当時はアドセンス用ブログの作り方をほとんど知らなかったのですが、2,000文字を目標に書いていました。
10記事ほど書いてから申請しましたが、1発合格です。
通知は1週間ほどできたことを今でも覚えています。
僕の場合は2,000文字を10記事でしたが、ブログコミュニティで周りの声を聞いていると
記事数を少なくコンテンツの質を高く
が通りやすいと聞いているので、3,000文字を5記事を目安が良いですね。
最近のアドセンス審査の傾向


Googleアドセンス審査になかなか合格できない人は、不合格理由が公表されず迷宮入りしてしまうことが主な原因です。
また、合格基準も曖昧で不明確なところもあります。
2020年10月現在、どのような審査傾向にあるのか、また審査期間も調査しました。
アドセンス審査の傾向
2020年に入りコロナウィルスの影響でアドセンス審査が厳しくなったと良く耳にします。
Twitterでも「合格しない」との声をたくさん見ますし、とあるブログコミュニティでもなかなか合格できない人を見受けます。
しかし、合格した人のブログを拝見すると全てに共通するのが
- その人にしか書けない独自の内容
- 読んだ人に有益となる情報
- 薄っぺらくなく質の高いコンテンツ
ということ。
また、以前は無料のブログでも合格できたのですが、今は難しいようです。
独自にドメインとサーバーを契約し、WordPressでブログを立ち上げる必要がありますので、詳しくは後述しますね。
アドセンス審査の期間
僕がアドセンス審査に合格した時は1週間ほどで合格通知がきました。
ただ、審査期間は本当に人それぞれ違っているのが現状です。
- 短い人:1〜3日
- 通常:1週間ほど
- 長い人:2〜3週間かかる場合も
コロナウィルスで世界中が騒ぎになっていた2020年4月ごろは、審査ができない状況にすらなっていました。
2020年10月現在は審査が通常に戻りましたが、以前より厳しくなっていることは間違いなさそうです。
アドセンス審査用ブログのテーマは何が良い?


結論から言うと、テーマは何が良いなど明確にはありません。
一方で、避けた方が良いテーマはあります。
個人的なおすすめなテーマ
僕個人的におすすめなテーマは、
- 自分の今の仕事or過去の仕事
- 恋愛や夫婦のこと
- 旅行の話
- おすすめの飲食店
- 読んだ本の書評
などです。
自分が今後書いていきたいテーマと違う!
とそんな人も、まずアドセンス審査用に自分の経験を主軸とした内容を書いてみることをおすすめします。
合格してから、あとでいくらでも修正変更は可能なので。
おすすめできないテーマはYMYL
YMYLとは「Your Money Your Life」の略称で、つまりは「あなたのお金や健康に関わること」という意味。
具体的には、
- お金の取引を行うテーマ(株やFXなど)
- 医療や健康に関する内容(病気や薬など)
- 法律に関する内容
- 重要なニュースや公的情報
です。
余談ですが、これは過去に起きたWELQ問題を発端により一層厳しくなりました。
WELQとは、健康系のサイトで様々なライターがあることないこと健康や病気についての記事を量産して上位表示をしていました。
しかし、医療者があまりにも不適切なことが書かれすぎていると発信して大問題となり、当時運営していたDeNa社はすぐにこのWELQのサイトを閉じました。
ここから、健康やお金に関する内容は一般人のブログが上位表示するのが非常に難しくなったのです。
EATを覚えておこう
ついでにGoogleが定める検索品質評価ガイドラインである「EAT」も頭の片隅に入れておきましょう。
EATとは、
- Expertise:専門性
- Authoritativeness:権威性
- Trustworthiness:信頼性
の3つの頭文字をとったもの。
質の高いブログだとGoogleにアピールするためには、
- 誰が作った記事なのか
- 誰が運営しているブログなのか
- 情報には信憑性・信頼性があるのか
をしっかりと明示することが必要です。
前述したYMYLの内容で上位表示するにはこのEATを見たいしていることは絶対条件。
ですが、初心者の立ち上げたばかりのブログがこのEATを満たすのは簡単ではないので、アドセンス審査用のブログではYMYLを避けた記事作成をすることをおすすめします。
アドセンス審査用ブログで申請前に確認しておきたいこと5つ


次の5つの項目はアドセンス審査に申請する前に必ず確認しましょう。
- 独自ドメインとサーバー契約を使ったブログである
- 他のサイトからの引用がない
- ASPなどの広告を貼っていない
- 質の高い一定数の記事がある
- アドセンスポリシーに違反していない
独自ドメインとサーバー契約を使ったブログである
独自ドメインとサーバー契約は、自分個人のブログをWordPressなどを使って立ち上げる必要があります。
簡単に言えば、「企業が出している無料ブログを使わない」ということ。
ここ最近のアドセンス審査の傾向として、無料ブログでは合格ができなくなりました。
自分オリジナルのブログは30分もあれば簡単に立ち上げられるので、これを機会にやってみましょう。
次の記事を見れば初心者でも簡単にブログを立ち上げることができます。


他のサイトからの引用がない
繰り返しになりますが、極力他サイトやブログからの引用を使わず自分の言葉で記事を書きましょう。
実際にアドセンス審査に不合格となったGoogleからの問題報告として、
「重複コンテンツを掲載するテンプレートサイトなどの既製のウェブサイト」
があります。
他にも次のような警告があるので気をつけましょう。


ASPなどの広告を貼っていない
アドセンス審査に申請する際は、ブログに広告は一切貼らないことをおすすめします。
理由は単純。
Googleは自社のアドセンス広告を検索者にクリックしてもらいたいのに、自社以外の広告が最初から設置されているブログを審査に通すわけにはいきませんよね?
もし先走ってASP広告など他社の広告を掲載している場合は、アドセンス申請用ブログから外しておきましょう。
質の高い一定数の記事がある
重要なことなので何度も繰り返しますが、3,000文字以上5記事程度のブログをまずは作ることがスタートです。
記事数・文字数は本質と外れてしまいますが、質の高いコンテンツを作るには必要不可欠です。
例えばこの記事も文字数はざっと5,000文字程度。
質の高いコンテンツとは、検索者の悩みや疑問を考え抜き、その全てに対応できる記事です。
一次情報を念頭におき、質の高い記事作りに挑戦しましょう!
アドセンス審査用の記事の書き方や文字数については次の記事がわかりやすいです。


アドセンスポリシーに違反していない
アドセンスポリシーに違反したら、絶対に合格はありえません。
アドセンスポリシーとはGoogleが明確に記載している方針です。
- 広告主(企業)
- 広告掲載者(あなたのブログ)
この3者が互いに良好な関係を続けていくために記載された絶対条件がアドセンスポリシーなんですね。
以下の内容のブログにはアドセンス広告の掲載を禁止しているため、必ず確認しておきましょう。
- 成人(アダルト)な内容
※出会い系も含む - 特定の団体や個人を誹謗中傷する内容
- コピーされたコンテンツ
- 法律に違反している内容(詐欺など)
- アルコールやタバコ、ドラッグなどを進める内容
- 暴力的なことを含む内容
- ギャンブルを促す内容
たまに見受けるのが、水着姿の画像を使用したり出会い系の内容を記載するコンテンツ。
この辺りはかなりグレーゾーンなので、アドセンス審査に合格するまでは掲載を避けるのがベストです。
十二分に気をつけましょう。
アドセンス審査用ブログ作り方の見本とテーマ:まとめ


ここまで、アドセンス審査用のブログの作り方の見本からテーマ、注意点などをお話してきました。
アドセンス審査用に記事を書く、というのは本来の趣旨ではないのであくまで検索者のニーズを満たす記事作成を心がけましょう!
僕が過去に合格したブログを見本として掲載していますので、是非参考にしてみて下さい。
ブログテーマもこれといった決まりはありませんが、YMYLは避けて自分の経験を綴る記事をどんどん書いていきましょう。

