今回はパラダイムシフトとはどんな意味なのか、誰でも分かる様に簡単に解説していきます。
またビジネス例を見ながら「稼ぐための考え方」を身に付けてもらえればと思います。
普通に生きていて、まわりと同じ普通の考え方をしていても稼げるようになりません。
ちょっとした考え方・行動の変化が稼ぐ考え方に大きく変わるんです。
僕は副業でブログをスタートして、現在は家族との時間を大切にしながら在宅で自由にビジネスをしています。
僕がいまのような家族中心の生活を手に入れた方法を、期間未定で特別に公開しています。
是非一度、見てみてくださいね。
- パラダイムとは何か
- パラダイムシフトの意味
- パラダイムシフトのビジネス例
- パラダイムシフトをする方法
パラダイムシフトとは?意味を解説
パラダイムシフトと横文字を言われても、漠然としていてよくわかりませんよね・・・
言葉の意味をまずは知ることから始めましょう!
そもそもパラダイムとは?
まず「パラダイム」とは、
- 特徴的な思想
- 価値観
- 常識
といった意味があります。(参考:科学革命の構造より)
もっとわかりやすく言うと、
「これまでの経験や知識から、ものごとを無意識に見ている自分のレンズ」
のようなものです。
例えば、夫婦で同じ映画を見ていても、二人が全く同じことを感じることって無いですよね?
それは夫婦それぞれが「自分のパラダイム」を通して映画を見ているから。
実は人それぞれ自分オリジナルのレンズ(パラダイム)を通して、世界を見ているんです。
つまりパラダイムシフトとは?
シフトは「入れ替える」といった意味があるので、意識的に自分オリジナルのレンズを入れ替えることがパラダイムシフトです。
例えば、夫婦で同じ映画を見ていたのに全く逆の感想を持ったとします。
その時に、相手がなぜそう感じたのかを知ることができれば、納得できますよね?
この時、自分のパラダイムを相手のパラダイムに入れ替えることで、新しい考え方や価値観が見えてくる。
これがパラダイムシフトの意味になります。
パラダイムシフトのビジネス例
パラダイムシフトがビジネスにどの様に役立つか、具体例をいくつか挙げてご紹介します。
パラダイムシフトがビジネスを成功させた例はたくさんあります。
①自動改札機のバージョンアップ
みなさん電車に乗る時に必ず自動改札機を通りますよね?
一昔前は切符だけでしたが、今はICチップの入ったカードでタッチするのが主流です。
で、自動改札機が切符からカードタッチの物にバージョンアップする際、ある問題が生じます。
それは、
「カードタッチしてから改札が開くまでの反応に時間がかかり、スムーズに通れない」
というもの。
東京の新宿駅など利用者が多い駅では、ちょっとでもスムーズに通れないと改札はもう大渋滞。
新しい自動改札機の開発者は悩みます。
「どうすればもっと早く反応する改札機にできるか?」
試行錯誤してもどうしても早くならないし、開発費用もかかります。
ここで、パラダイムシフトが起こるんです。
当初はカードタッチから改札が開くまでの反応を早くすることだけを考えていました。
しかしパラダイムシフトによって、反応速度はそのままで改札を通る時間を伸ばせば良いのでは?という考え方が出てきたのです。
そう、つまりは「改札の長さを長くする」、これが解決策になったんです。
反応を早くするというのは常識に囚われた考え方。
物事をちょっと違う角度から見るパラダイムシフトを起こすことで、解決につながったビジネス例です。
②所有から共有するビジネスへ
今度は少し広く考えた例になります。
これまで人は家や車を代表として「所有する」ことをステータスとし、それが当たり前でした。
しかし2020年現在、所有でなく「共有する」ことが当たり前になりつつある。
シェアリングエコノミーと呼ばれ、資産やスキルなどを有効活用するために多くの人と共有するのが常識になってきています。
- 家の空いている部屋を人に貸し出す
- 自分の車を使っていない時に人に貸し出す
- 洋服やアクセサリー、バッグなどを買うのでなく借りて共有する
などなど、数えきれないほどの新しいサービスが出てきています。
これも、「所有」が常識だったところにパラダイムシフトが起こり、「共有」が当たり前になりつつあるんですね。
このように小さなこと一つ見ても、ビジネス全体を見渡して広い視野で見ても、パラダイムシフトによって多くのビジネスが成り立っています。
残業は悪という考え方
最近は国として残業を減らす施策を打っていますが、これも数年前までは違いました。
「残業するのが当たり前」
これが常識だったんですね。
今でもこの考え方の会社は多いですし、早く帰ろうとすると白い目で見られるなどもよく聞きます。
ただ、一昔前よりは圧倒的に「残業は悪だ!」という考え方が前に出てきていることは確かです。
これも大きなパラダイムシフト。
- 就業時間内でいかに仕事を終わらせるかを考える
- 残業代を目当てに仕事をしない
- 終業後の時間を有意義に使う
- 家族との時間を大切にする
など、仕事中心でない働き方をしたい人は年々増えています。
僕自身もそう、仕事より家族が中心の働き方です。
過去の常識が大きくパラダイムシフトしたことは間違いありませんね!
パラダイムシフトとは何かを理解して実践する方法
ビジネスの例を中心に見てきましたが、人間関係や自己啓発など多くの場面でこのパラダイムシフトは役立ちます。
どの様にパラダイムシフトするのか、具体的な方法も見ていきましょう。
違う角度から見る
例えば車の運転をしていたら、後ろから車に煽られてすごいスピードで追い抜かれたとします。
普通だったらものすごく腹が立つし、怒る人もいるかもしれません。
でももし、
「追い抜いていった車の運転手の大切な人が、病院へ搬送されて急いで向かっていた。」
と考えたらどうでしょう。
だからと言って危険な運転が許されるわけでは無いですが、怒りは静まるかもしれません。
これも一つのパラダイムシフトです。
この様に、
物事の見え方を、常識に囚われず違う角度から見てみること
がパラダイムシフトをする方法です。
- 改札の反応の速くするのでなく、距離を長くしてみる
- 「所有」の当たり前を、「共有」の新しい価値観に変換する
- もしかしたら◯◯かもしれない、と冷静に考えてみる
- 常識の逆を考えてみる
などなどです。
パラダイムシフトによって、稼ぐ考え方が見えてくることもありますよ!
自分のパラダイムを意識する
どんな考え方も、物事の見え方も、自分のパラダイムであることを意識することが大事です。
常識はあくまで自分の常識であり、世間や他人の常識では決してない
これを理解して、意識ができればパラダイムシフトは簡単に起こせます。
- 相手に怒りを覚えても、相手の考えを根本から知れば理解できるかもしれない。
- 絶対に違う!と感じても、詳細に説明を聞けば納得できるかもしれない。
- 当たり前や常識の「逆」を考えて新たなビジネスアイデアに
今後何か自分に当てはまるところが起きたとき、是非意識してみてくださいね!
僕が経験したパラダイムシフト
最後に僕自身のパラダイムシフトの経験を少しだけ。
ブログで流行のネタに乗っかってアクセスを集めるトレンド記事を書いていた時の話。
近日ある大きなイベントや、季節の行事についての記事を書こうと考えいたとき、僕はその内容については全然興味ありませんでした。
でも、トレンド記事を書くには「自分が興味のある記事」でなく、「より多くの人が興味のある記事」を書くことが超重要なことに気付きます。
ここで、
自分の常識は、世間の常識ではない
ことに気づいたんです。
「稼ぐスキル」を身に着けるには、この「世間の常識」や「世間に必要とされる事」を考えることが超重要。
意識しないと人は「自分の常識・価値観」を軸にしてものごとを考えがちです。
ブログを書いていてこのパラダイムシフトが起こったのはとても印象的でしたね!
パラダイムシフトの簡単な意味やビジネス例まとめ
ここまで、
- パラダイムシフトとは簡単にどんな意味なのか
- ビジネス例から稼ぐ考え方を身に着ける方法
について話してきました。
「これまでの経験や知識から、ものごとを無意識に見ている自分のレンズ」
をあえて自ら外して、別の見方のできるレンズに付け替えてみる。
パラダイムシフトの意味とは、新しい物事の見方・考え方をすること。
いくつか出したビジネス例や僕の例の様に、パラダイムシフトをする意識を常に持って仕事をすれば確実に稼ぐ考え方が身につきます。