サーチコンソールの検索クエリが少ない・表示されない場合の対処法を解説します。
ブログやサイト運営する上で必須ツールのサーチコンソール。
登録したはいいけど検索クエリが出てこない、少ないって人がたまにいます。
その理由は5つ。
- ブログへのアクセス数が足りない
- ブログの記事数が少ない
- サーチコンソールの不具合
- アカウントが連携できていない
- プラグインの問題
ブログをリライトして上位表示させる時も使えるサーチコンソール。
検索クエリが表示されない、少ない場合の対処法を詳しくお届けするので参考にしてください。
サーチコンソールってどんなツール?

サーチコンソールはSEOを意識してブログ運営をするために重要なGoogleの解析ツール。
よく知られているツールとして、
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
の2種類のアクセス分析ツールをGoogleは提供しています。
すごいのがどちらも無料なとこ。
これだけの高機能ツールを無料とは、さすがGoogleさんですね!
アナリティクスとの違い
よく初心者から疑問に上がるのが、サーチコンソールとアナリティクスとの違い。
同じサイト分析ツールなので、確かにわかりにくい。
- アナリティクス:サイトにアクセス前とアクセス中の分析
- サーチコンソール :サイトにアクセス後の分析
と思ってもらえればOK。
アナリティクスは検索者が
- どんなところから自分のサイト・ブログにアクセスして
- どのくらい滞在し
- その後どこへ移動したか
また現在進行形のアクセス数もみることができます。
もちろん、1日、1週間、1ヶ月でどのくらいアクセスがあったのか過去のデータも見れます。

一方でサーチコンソールは、サイト・ブログへアクセスした後の長期データを確認します。
- どんな検索キーワードで
- どの記事がどのくらい表示され
- どのくらいクリックされ
- 検索順位がどのくらいなのか
とそんなデータをとることができます。
そのため、データが反映されるまでに2-3日はかかりリアルタイムの分析はできません。
サーチコンソールの初心者向けの使い方
サーチコンソールで初心者が主に2つの使い方ができればOK。
- 記事のインデックス
- 検索クエリの確認
です。
記事のインデックスはブログ記事をGoogleに読み込ませる作業。
Googleのクローラーロボットを自分のサイト・ブログに呼ぶために登録することをインデックスと言います。
インデックスさせると早くにGoogleから認識してもらえるので、記事が上位表示しやすくなります。
検索クエリは、自分のサイト・ブログや記事自体にどんな検索キーワードで流入しているかを確認できる機能。
記事のリライトをかけて上位表示対策するのに使います。
- 左メニューから「検索パフォーマンス」を選択
- グラフ上にある「平均掲載順位」をクリック
- 「クエリ」はあなたのブログにどんな検索キーワードで流入しているかを見ます
- 表示回数やクリック数、表示順位が確認できます
- 検索クエリはページ(記事)ごとに確認もできます
(「新規」を押してページURLを入力する)
検索クエリの意味とキーワードとの違い
- 検索クエリ:ユーザーがGoogle検索エンジンに実際に入力した語句
- キーワード:SEOやWebマーケティングにおいてユーザーをターゲティングするために用いられる語句
非常によく似ている検索クエリとキーワード、特に大きな意味の違いはありません。
根本的な意味は同じで、語句を使う人や誰からの視点かによて呼び名が変わるイメージです。
Googleから見たあなたのブログに流入したユーザーが調べた単語は、「検索クエリ」ですよってことで覚えればOK。
サーチコンソールの検索クエリが少ない原因は?

それでは本題のサーチコンソールで検索クエリが少ない、または表示されない原因を5つお伝えします。
ちょっとサーチコンソールを使うタイミングが早すぎるか、根本の設定ができていないかのどちらかですね!
表示されないのはアクセス数が少ないから
まず根本の原因はこれです。
そもそもサイトやブログにアクセスが少ない
=検索されていない
=検索クエリがない
となります。
ブログをスタートして間もない時やSNSがアクセス流入のメインの場合、サーチコンソールは機能しません。
検索クエリが少ない原因は記事数
アクセス数が少ないに直結しますが、そもそもアクセスを増やすには記事数が必要。
SEOの知識が未熟な初心者の方でも、検索でアクセスがくるには最低50記事くらいは必要です。
キーワード選定ができていないと、例え100記事書いてもアクセスはこないので検索クエリは0のまま。
- キーワード選定をしっかりやる
- ライバルチェックをする
- 記事を最低50記事書く
- 3ヶ月くらいは様子を見る
最初検索クエリが少ない場合でも、この手順を踏めば徐々に増えていきますよ!
サーチコンソールの不具合
一時的にGoogleのツールが使えなくなることや、バグを起こすことがあります。
頻度は高くないですが、Googleのサービスも完璧じゃありません。
検索クエリが表示されなくなったら、何かGoogle側のトラブルがないかTwitterなどで情報収集することをおすすめします!
アカウントが連携できていない
こちら根本的な問題ですが、アカウント連携がちゃんとできていない場合があります。
やったつもりが、
「トラッキングコードが全てコピペできていなかった」
「トラッキングコードの貼り付け場所を間違っていた」
なんてこと珍しくありません。
自分のサイト・ブログとアカウント連携がしっかりできているかを再度確認してみましょう。
サーチコンソールの設定方法を忘れてしまった人は、こちらの記事で詳しく解説しています▼

プラグインの問題
実は「Head Cleaner」というプラグインが検索クエリの表示を妨げている場合があります。
プラグインは便利な機能を簡単にブログに取り入れられる一方、別のプラグインやツールに干渉してしまう場合が結構あります!
この「Head Cleaner」というプラグインもそのひとつ。
もしこのプラグインを入れていなかったとしても、別のプラグインが不具合を誘発している可能性はあります。
一度全てのプラグインをOFFにして、検証するのもアリかもしれません。
サーチコンソール以外の便利ツール

最後に、サーチコンソールやアナリティクス以外でGoogleの便利なツールをご紹介します。
- ページアナリティクス拡張機能
- キーワードプランナー
簡単にご説明します。
ページアナリティクス拡張機能
ページアナリティクスはGoogle Chromeの拡張機能。
ブログ記事の
- クリックリツ
- ページビュー
- 平均滞在時間
- 直帰率
- 離脱率
- リアルタイム
などをアナリティクスを開かなくても画面上で見れちゃいます。
いちいちアナリティクス開くのめんどい!
って場合は、拡張機能を入れると手間が省けて便利ですよ。
キーワードプランナー
キーワードプランナーはGoogleが提供しているキーワードボリュームを調べるツール。
Googleに広告を出すために利用するツールですが、これがSEO対策に役立ちます。
無料で使えるのですが、広告に1円でも課金するとさらに詳細な検索数を調べることもできちゃいます。
キーワード選定はブログで一番大切な作業。
そのキーワード選定にGoogleのツールを使うに越したことありません。
- ライバルが弱いキーワードを探せる
- キーワードのボリュームを詳細に調べられる
- 関連キーワードを含めてエクセルやスプレッドシートにダウンロードできる
- キーワードの需要が高い「時期」まで調べられる
使うためには「Google Ads」に登録する必要がありますが、Googleアカウントを持っていれば1クリックで登録できます。
使い方

Google Adsにアクセスします。
右上にある「①ツールと設定」をクリックし、「②キーワードプランナー」を選択。

「新しいキーワードを見つける」をクリック」

メインで調べたいキーワードを入力し、「結果を表示」をクリック。
サーチコンソールに検索クエリが少ない原因と対策:まとめ

ここまで、サーチコンソールに検索クエリが少ない、表示されない原因と対策について説明してきました。
アナリティクスとはまた違った分析ができるサーチコンソールはブログ必須ツールです。
検索クエリだけでも上手く使いこなして、上位表示させる記事を量産しましょう!
検索クエリが少ない、表示されない原因を最後におさらいすると、
- ブログへのアクセス数が足りない
- ブログの記事数が少ない
- サーチコンソールの不具合
- アカウントが連携できていない
- プラグインの問題
の5つの可能性がありました。
一つずつ調べて検索クエリを使えるようにしましょう!
