今回はWordPressのリビジョンをプラグインなしで手動で削除する方法を解説します。
最初からWordPressに備わっているリビジョン機能。
命からがら助けられることがある反面、デメリットもありますよね・・・
どんどんリビジョンが溜まってゆく、けどプラグインはやたらと入れたくないし、一体どうすれば!
とそんな人のために「プラグインなしで手動でリビジョン削除」する方法をわかりやすくご説明します。
初心者でも簡単安心にリビジョン削除できちゃいます!
僕は副業でブログをスタートして、現在は家族との時間を大切にしながら在宅で自由にビジネスをしています。
僕がいまのような家族中心の生活を手に入れた方法を、期間未定で特別に公開しています。
是非一度、見てみてくださいね。
WordPressのリビジョンとは?
リビジョンの削除と言いますが、本当に消してしまっていいのかまず一度確認しましょう!
リビジョンはいざという時に命を助けられます。
どんな時に役立つのか、見ていきましょう。
リビジョンは万が一のときの救世主
リビジョンに助けられる場面は以下のような時。
- 書いている途中でWi-Fiが切れてしまった
- パソコンがフリーズしてしまった
- パソコンの電源が落ちてしまった
- 間違えて「戻る」を押してしまった
「下書き保存」ができぬまま意図せず閉じられてしまうってこと、これまでに経験はないですか?
僕はけっこうあります。笑
そこそこの文字数書いていたのに、それが消えてなくなった時の絶望感はハンパないです・・・
しかし、そんな時にリビジョン機能が役立ちます。
定期的に投稿記事のバックアップを取ってくれているので、万が一の時も復元ができるんです。
リビジョンの使い方
リビジョンの使い方は取っても簡単。
使い方として2つの方法があります。
WordPressの投稿の編集画面右側、「公開」や「更新」ボタンの上に【リビジョン】の表記があるので、「表示」をクリック。
画面上にスライドバーが出てくるので、左側に移動させることで過去に保存された投稿に戻れます。
戻したいところで「この自動保存を復元」をクリックすると、見事に復元されますよ!
もしくは、投稿編集画面の一番下側にも【リビジョン】と表記されたところがあります。
日付のところをクリックすることで、過去の保存された記事を復元することが可能です。
万が一の時、リビジョンに残っていると命が救われたってくらいに安心します。
消すとしても、完全に記事が完成してからにしましょう!
リビジョンが残ることでのデメリット
リビジョンは1つの記事でもかなりの数残ってしまいます。
つまり、数が増えればWordPressが重くなり、ページ表示速度が遅くなる原因に・・・
だから定期的に削除するのがおすすめ!
WordPressでプラグインなしでリビジョンを手動で削除する方法
それでは、リビジョンをプラグインなしで手動で削除する方法をお伝えしていきます。
ただ、手動で削除するのは多少のリスクもあるので、理解した上で取り組んでくださいね!
初心者だとちょっと面倒な部分があり、万が一間違えると大事なデータが消えてしまう可能性も・・・
やるなら自己責任で、バックアップを取ってやりましょう!
MySQLで手動でリビジョンを削除する
プラグインなしでリビジョンを削除するには、サーバーのDB(データベース)にログインしてリビジョンデータを削除します。
次のSQL文書を直接実行すればリビジョン削除できる、のですが・・・
DELETE FROM wp_posts WHERE post_post_type = ‘revision’;
初心者でやるのはちょっと危ないです。
万が一DBで間違ったものを削除してしまう、などが起こると取り返しがつきません。
やり方の手順だけ記載しますが、やる人は自己責任でバックアップは必ず取っておきましょう。
- エックスサーバー のサーバーパネルにログイン
- 「データベース」の中の「phpmyadmin」をクリック
- ユーザー名とパスワードを入力
- WP_POSTからrivisionデータを削除
- 上記のコマンドを入力
- 「実行ボタン」を押して完了
リビジョンの設定を変更する
手動でリビジョンの削除をするのも良いですが、保存されるリビジョンの数を設定しておくのもアリ。
例えばリビジョンの最大数を5にしておくと、それ以上増えないのでデータが膨大になっていくことを防げます。
ただ、やっぱりこれも初心者にはちょっと難しい・・・
FTPソフトを使い、wp-config.phpを編集する
必要があるのですが、「???」って感じですよね。
はっきり言って、便利なプラグインがあるので手動でリビジョン削除するのはデメリットしかありません。
プラグインのデメリットもふまえた上で、プラグインを使う方法も見ていきます。
WordPressプラグイン「WP-Optimize」を使ってリビジョン削除する方法
手動の代わりにプラグイン「WP-Optimize」を利用するのがおすすめ。
1クリックで簡単にリビジョンを削除できるので、手動でやるより圧倒的に効率的。
「プラグインを追加で入れたくない」とそんな方でもおすすめな方法を共有します。
WP-Optimizeをインストール
まずはWordPressメニューの「プラグイン」から、【WP-Optimize】をインストールしてください。
インストールが完了すると、メニューに次のように出てきます。
WP-Optimizeでリビジョンを1クリック削除
「WP-Optimize」をクリックして表示される画面で、「選択した全ての最低化を実行する」を選択することでリビジョンが全て削除されます。
たったこれだけ。
さらに、リビジョンだけでなく他の不必要な要素も削除されるのはかなり便利!
- 未承認のコメント
- スパムとゴミ箱のコメント
などリビジョン以外も自動で削除できるのは効率的ですよね!
プラグインを使うメリット・デメリット
プラグインを使うことで、メリット・デメリットの両方があります。
メリット | 面倒な作業は一切なく、一瞬でリビジョン削除ができる。 |
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デメリット | プラグインが増えることでWordPressが重くなる。 |
せっかくリビジョンを消してWordPressを軽くしようとしているのに、プラグインを追加で入れたら意味ないのでは?
とそう考える人がいても仕方がないです。
ただ、このデメリットを考慮した上でも、メリットの方が大きいと言われているのも事実。
さらに、デメリットを解消する方法もあるので要チェックです!
デメリットを解消する方法
プラグインを入れることで重くなってしまうデメリットを解消する方法。
めっちゃシンプルで簡単です。
使っていない時に「無効化」しておく、それだけ。
プラグインは入っていても、無効化していれば機能していないので動作に支障が出ることはありません。
「WP-Optimize」をインストールして、リビジョン削除をしたい時だけ有効化して使う。
これだけでかなりの手間が削減できるので、是非やってみてください。
WP-Optimizeの設定
WP-Optimizeの操作は非常にシンプル簡単ですが、使う前に設定も確認しておくのがおすすめ!
一般設定は削除しないデータの期間を決めることができます。
デフォルトは2週間で、現在から2週間前までのデータは削除されないように設定されているんです。
また、基本的にWP-Optimizeは手動でリビジョン削除を行いますが、スケジュールを設定すれば定期的に行ってくれます。
スケジュールは僕は使っていませんが、手動でやるのが面倒な人にはおすすめです。
WordPressのリビジョンを手動で削除する方法:まとめ
今回、WordPressのリビジョンをプラグインなしで手動で削除する方法やデメリット、プラグインを使う方法までを話してきました。
はっきり言って手動でリビジョン削除をするメリットがあまりないので、プラグインを使うことをおすすめします。
どうしても手動でやりたい!って人は、FTPソフトを使ってトライしてみてくださいね!
WordPressのリビジョンは万が一の時に非常に便利なので、なんでも間でも削除してしまうのでなく、記事が完了したもののみにしておきましょう。