今回はWordPressをSearchConsoleに登録して設定するやり方を画像22枚を使って解説します。
SearchConsoleがよくわからん!って人向けに、簡単にどんなものなのかもご説明させていただきますね。
WordPressの開設が終わっても、まだやることはちらほら残ってるんですよね・・・
このSearchConsoleの登録&設定は、GoogleAnalyticsと同じくらい大事なので必ずやっておきましょう。
やり方はとっても簡単です!
僕は副業でブログをスタートして、現在は家族との時間を大切にしながら在宅で自由にビジネスをしています。
僕がいまのような家族中心の生活を手に入れた方法を、期間未定で特別に公開しています。
是非一度、見てみてくださいね。
SearchConsole(サチコ)とは


SearchConsole(サチコ)とは、Google Analyticsと同様にGoogleが無料で提供しているサイト分析ツールです。
役割として、
- Googleにインデックス※1の依頼ができる
- どんな検索キーワードでブログに訪問されているか確認できる
- サイトにエラーが出たときに知らせてくれる
などがあります。
もう少し詳しく見ていきましょう!
SearchConsole(サチコ)のメリット
SearchConsoleは無料でこんな機能使えていいの!?ってほどメリットが多いツールです。
少し噛み砕いてメリットを解説すると以下のようなものがあります。
- Googleからペナルティを受けた時に通知が来てすぐに気付ける
- インデックスの要求で新しく書いた記事をすぐにGoogleに反映させられる
- 自分のサイトにどんなキーワードで流入しているのか把握できる
- 検索結果に表示させたくない記事を決めることができる
ブログをやっている人は、必ずSarchConsoleに登録して設定をしておきましょう。
SerchConsoleはどんな時に役立つ?
特に僕が役立っているSearchConsoleの機能を2つご説明します。
それはインデックスさせる機能と、検索クエリが分かることの2つです。
せっかく記事を書いたとしても、Googleのクローラーを呼ばないといつまでたっても新しい記事が検索結果に反映されません。
インデックスをさせて、1日1時間1分でも早くGoogleの検索結果に反映されるようにしましょう!
検索クエリとは自分のサイトに検索者が流入する際に調べられているキーワードのことです。
どんなキーワードで自分の書いた記事が上位表示されているのか、狙い通りなのか、そうでないのかを判断してSEO対策をすることでさらに上表示させることができますよ!
WordPressをSearchConsole(サチコ)に登録&設定するやり方


それでは早速WordPressをSearchConsole(サチコ)に登録&設定するやり方をご紹介します。
SearchConsole(サチコ)の登録画面に飛ぶと、まずGoogleアカウントのログイン画面になりますのでログインしましょう。
ログインすると次の2種類の登録方法を選択する画面に移ります。
- ドメインで登録
- URLプレフィックスで登録
その違いと、各々のやり方は次の通り。
ドメインとURLプレフィックスの違い


まず「ドメイン」の方ですが、「http、https、wwwあり、wwwなし、サブドメイン、サムディレクトリ」などの複数のURLを1つにまとめてデータを管理することができるんです。
僕のブログのドメイン「new-ladder.com」のURLが上記のどんな組み合わせでも、一括で管理できるのは手間なく便利ですよね!
一方で「URLプレフィックス」は先ほどの「http、https、wwwあり、wwwなし、サブドメイン、サムディレクトリ」などの複数のURLを別々に分けてデータを管理することができます。
ざっくり言えば、「ドメインをまとめて扱いたいか、個別に扱いたいか」です。
例えば、僕のドメイン「new-ladder.com」でサブドメイン(例:new-ladder.com/abcd/)を取得した場合に、
- 「ドメイン」の場合は何もせずに勝手に管理できる
- URLプレフィックスは新たに追加登録しないとできない
とそんな違いがあります。
初心者で初めての人は、「ドメイン」で登録するのが間違いないので、URLプレフィックスは無視でOKです!
※サブドメインとは、自分のドメインにぶら下がる子ドメインを作ることができ、その子ドメインのことを言います。詳しくは検索してみて下さい!
ドメインでDNS設定して登録するやり方


まずは左の「ドメイン」の方に自分のブログのドメインを入力します。
正解:new-ladder.com
不正解:https://new-ladder.com
「続行」をクリックすると、次の画面へ移ります。


2.に書かれている文字列(赤枠で囲んだ部分)をコピーしたら、続いてはサーバーの方でDNS設定を行います。
今回はエックスサーバーで説明していきますが、それ以外のサーバーを使っている人もDNS設定のやり方は大きく変わりませんのでやってみましょう!


エックスサーバーのサーバーパネル右上にある、赤枠で囲った部分「DNSレコード設定」をクリック。


ドメイン選定画面で、今回SearchConsolに登録したいドメインの「選択する」をクリック。


続いてDNSレコード設定画面で、①「DNSレコード追加」のタブを選択します。
- ホスト名:空欄のままでOK
- 種別:②の部分はTXTを選択
- 内容:③の部分には先ほどSearchConsoleでコピーしたTXTレコードを貼り付け
- 優先度:ここは0のままでOK
上記の入力が完了したら、「確認画面へ進む」をクリック。


最後に再度4箇所の入力に間違いがないかを確認して、「追加する」をクリックします。
これでエックスサーバーの設定は完了になります!
完了したら先ほどのSearchConsoleの画面へ戻りましょう。


DNS設定が完了したら、SearchConsoleの画面へ戻り「確認」をクリックします。
すると・・・


このような「所有権を確認できませんでした」の画面が表示されるかもしれません。
この画面になっても焦らなくて大丈夫です!
DNS設定を完了してから適用までに多少時間がかかる場合があるのです。
1分ほどで完了する場合もあれば、30分ほどかかる場合もあるので、しばらくしたら再度「確認」を押してみてください!



問題なく終了すると、「所有権を証明しました」の画面が出てきます。
これが表示されればSearchConsoleの登録&設定は全て終了です、お疲れ様でした!
URLプレフィックスでの登録方法
「ドメイン」で設定ができた人は、こちらを読み飛ばしてしまってOKです!
もし「ドメイン」のやり方がややこしくてよくわからん!そんな人がいたらこちらの方法を試してみてくださいね。
URLプレフィックスでの登録方法は全部で4種類あります。
- HTMLファイル
- HTMLタグ
- Google Analytics
- Googleタグマネージャー
- ドメイン名プロバイダ
今回は一番簡単にできる②の「HTMLタグ」を使う方法で、「All in One SEO」のプラグインを使って登録&設定するやり方をご説明しますね!
まずSearchConsoleの登録画面で、右のURLプレフィックスに自分のブログのURLを入力します。


入力できたら「続行」をクリック。


「HTMLタグ」をクリックすると、次のような画面が表示されます。


赤枠で囲ったタグをコピーして、All in One SEOの設定画面へ移ります。


All in One SEOの「一般設定」を開きます。


ウェブマスター認証の中に、「Google Search Console」という空欄があります。
ここに先ほどコピーした内容の” “の間の文字列だけを貼り付けます。
貼り付けたら「設定を更新」をクリックして、再度SearchConsole(サチコ)の設定画面へ戻りましょう。


SearchConsole(サチコ)に戻ったら、「確認」をクリックします。
次の画面が出れば完了です、お疲れ様でした!



SearchConsole(サチコ)にサイトマップを登録しよう
WordPressをSearchConsole(サチコ)に登録&設定が完了したら、すぐにサイトマップを登録してしまいましょう!
詳しい方法は割愛しますが、サイトマップを登録することでSEO効果が高まります。
サイトマップとは、サイト全体のページ構造を地図のようにまとめているページのことで、Googleに自分のサイトの構造を認識してもらうことができます。
「Google XML Sitemaps」というプラグインを使う、もしくは「All in One SEO」のプラグインで簡単に登録&設定ができちゃいます!


SearchConsole(サチコ)初心者の使い方


WordPressをSearchConsole(サチコ)に登録し設定ができれば、Webサイトの貴重なデータを閲覧することが可能です。
最後に基本的な使い方を説明しますね。
- インデックスをさせる
- サイトマップを登録させる
- 検索クエリを知ることができる
- クロールエラーの確認
- インデックスされているかの確認
使い方①:インデックスをさせる
Googleのクローラー(読み込みロボット)にいち早くサイトを読み込んでもらうために、インデックス登録をすることができます。
サマリー画面の上の虫眼鏡のところ①に、インデックスさせたい記事のURLを入力します。


続いて②の「インデックス登録をリクエスト」をクリックすることで、クローラーを呼ぶことができます。
とっても簡単ですね!
新しい記事を書いたら、必ずインデックス登録をしましょう!
使い方②:サイトマップを登録させる


SearchConsoleの左側のメニューから、「サイトマップ」をクリックします。
「新しいサイトマップの追加」の部分に、サイトマップを作成したページのパーマリンク(URLの後半部分)を入力し、「送信」を押せばサイトマップを登録できます。
先ほどご紹介した「Google XML Sitemaps」は、一度登録すればあとは自動で送信してくれるので、最初だけ登録すればOKです!
使い方③:検索クエリを知ることができる
検索クエリを見れば、自分のブログにどんなキーワードを検索した人が流入しているのか分かるんです。
見る方法はとっても簡単!


SearchConsole(サチコ)の左メニューにある「検索パフォーマンス」をクリック。
下に少しスクロールすると、「検索キーワード」として黒く隠した部分に検索クエリが出てきます。
- 自分のサイトのどの記事に
- どんなキーワードで流入していて
- そのキーワードでは平均何位で
- どのくらいの期間で
- どのくらいの回数表示され
- どのくらいの数クリックされているか
などを把握することができます。
この検索クエリを見て、もっと検索上位に上げたい記事をリライトしたり、キーワードの見直しなどをすれば上位表示させることも可能です。
使い方④:クロールエラーの確認
クローラーとはGoogleが作ったプログラムで、検索エンジンがWeb上のファイルを集めるためにクルクルと回ってるんです。
その「クローラーが取得できないページ」は残念ながら検索した際に表示されません。
この「クローラーが取得できない」ことをクロールエラーと呼び、SearchConsoleで確認することができます。
自分のブログでクロールエラーが生じた場合、SearchConsoleにメッセージで通知が届きます。
クロールエラーには2種類あり、
- URLエラー
- サイトエラー
のどちらなのか確認しましょう。
サイトエラーの場合は、
- DNSエラー
- サーバーエラー
- robot.txtエラー
の3種類があります。
URLエラーの場合は、
- 404エラー
- 303エラー
- 500エラー
- ソフト404エラー
などがあります。
クロールエラーが出ても焦ってURLを削除したりせず、原因と対策を調べて対応してから最審査リクエストをするなどして対応しましょう。
使い方⑤:インデックスされてるか(ペナルティ)の確認
Googleにしっかりとインデックスされたかどうかは、使い方①のインデックスと同じ手順で確認することができます。
虫眼鏡の部分にインデックスを確認したいURLを入力して、インデックスがされていると、


の画面が表示されます。
しかし、インデックスエラーが起こっている場合は、


このようなエラー表示がされるので、エラーの原因を確認して対応しましょう!
WordPressをSearchConsole(サチコ)に登録&設定するやり方:まとめ


今回、WordPressをSearchConsole(サチコ)に登録&設定するやり方についてご紹介してきました。
初めてやる方はDNS設定などちょっと意味不明な言葉も出てきたかもしれませんが、手順通りに進めれば簡単だったのではないでしょうか。
WordPressでブログを立ち上げたら、SearchConsole(サチコ)に登録してサイトの分析をするのは必須です!
この時に大切なのが、
ことです!
記事を書き始めてすぐは、分析も何もまだ情報がないので何もわかりません。
SearchConsoleに登録したら、まずは記事をひたすらに書き、大体3ヶ月くらいしてから確認して対策を練ることをおすすめします!

